製造工程
work flow
製造に関するこだわり
釉陶の主力商品である釉薬は、液体釉を150種類、粉末釉を180種類、常時在庫として用意しております。
1.原料ストック
釉陶では、それぞれの釉薬に対応した調合をスムーズに行うため、100種類を超える原料を随時ストックしており、ここから製品製造が始まります。
2.原料調合
釉薬によって調合する原料、及びその比率は千差万別です。2種類の原料から出来るものもあれば、10種類以上の原料を混ぜ合わせて製造するものもあります。1つ1つの原料を正確に秤量し、液体または粉末の商品が製造されます。
3.原料砕磨(液体釉)
調合した原料は、ボールミルに投入され、定量の水と混合して玉石によって砕磨粉砕されます。
4.原料粉砕(粉末釉)
凝集した原料の微粉砕や、調合した原料成分の均一化を行うため、粉砕機にて粉砕・撹拌されます。
5.仕上げ(液体釉)
磨り上がった釉薬は、沈殿防止剤を加えて濃度を調整し、篩で漉して仕上げます。
6.仕上げ(粉末釉)
粉砕された釉薬は定量ずつ袋に入れられ、ストックされます。
7.在庫管理・出荷
注文ごとに仕分けし、出荷されます。それ以外のものは在庫として待機します。
8.品質管理
液体釉・粉末釉ともに、製造後すぐにテストピースを作製し、自社の窯にて焼成して品質に問題がないか確認します。
釉薬 豆知識